まずは『自己理解』からやってみて欲しい
<この記事を読むメリット>
・なぜ自己理解が必要かが分かる
・どうやって自己理解をすればよいかが分かる
・まとめ
<自己理解の必要性>
生きていく上で最も重要な事、それは、
『論理的に自分自身を理解し、どうやって生きていきたいかを自分で決断する事』
だと考えています。自己理解の結果、生きたいと思う方向性が、たとえ現実的ではなかったとしても、人生の歩み方を軌道修正し、より良い人生にとするためには自己理解が必要不可欠です。
なぜなら、死を迎える間際に多くの人が過去の行動や決断を振り返り、後悔の念を感じることが知られています。死に際の後悔を防ぐためには、自己理解が有効な手段の1つであると考えられています。
<自己理解のやり方>
私は以下3つの方法で自己理解を深めました。
①マインドマップによる自己理解
②転職エージェントとの対話による自己理解
③『世界一やさしい「やりたいこと」の
見つけ方』に沿った自己理解
①マインドマップによる自己理解
マインドマップとは、思考の表現方法の1つで、中心のキーワードに関する言葉やイメージを繋いだ図のことです。キーワードに『人生で成し遂げたいこと』や『仕事選びで大切にしたいこと』などを設定し、マインドマップを作成することで、頭の中のぼんやりとした考えを論理的に深く整理することができます。思考の整理が進むと、表面的や突発的に感じる欲と心の底から思っている本当に大事な欲が何なのか、区別を付けられるようになります。
当時はマインドマップツールとして、xmindを使って思考を整理しました。ツールに特別なこだわりはありませんが、xmindは無料で使えるためオススメです。(他にも無料ツールがあります。)
②転職エージェントとの対話による自己理解
転職活動を開始する前の面談で、私がやりたいと思っている職種や業務に対し『なぜ、その仕事がやりたいのか?』を幼少期にまで遡って問いただしてくれる優秀なエージェント様がいらっしゃいました。そのエージェント様いわく、『現在の欲求や興味は、過去の経験や考えに大きく影響される』とのこと。
実際に私も、その時の深掘りで『転職先でも化学系(材料開発)の仕事がしたい←大学でも工学部の中から化学系を選んだ←機械や電気よりも化学の勉強が好きだった←ドラクエのモンスター同士の融合が化学反応に似ていると錯覚。融合してモンスターが強くなるところにロマンを感じた。』となり、化学が好きになった起源は4歳くらいのときにプレイしたドラクエだと考えています。(ドラクエは借り物だったので、1日しかプレイしたことがありませんし、このとき以来、1度もプレイしたことはないのですが、なぜか当時の記憶が割と鮮明に残っています。笑)
③『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』に沿った自己理解
八木仁平さん著書の自己理解メソッドです。何から手をつけたらよいか分からずに迷っている人であっても、本書の通りに進めれば自己理解を深められます。『好きなこと×得意なこと×価値観=本当にやりたいこと』の法則により、誰であっても再現性の高い自己分析ができる点が素晴らしい方法だと考えています。ただし、多くの質問に答えたり、過去を振り返って考えを洗い出す作業が必要になるため、作業にある程度の時間を要します。上記2つの方法よりも労力を必要としますが、確実に自己理解が深まるため、非常にオススメです。
https://books.rakuten.co.jp/rb/16303452/
<まとめ>
今回は、自己理解の必要性と3つの自己理解のやり方を紹介させていただきました。仕事やプライベートで忙しい日々を送っていると、目の前の物事ばかりに気を取られ、心の根底にある欲求をついつい見失ってしまいがちです。『死に際に後悔しないためには?』と自分自身に聴いてみて、思考の整理を進めることで充実した人生を送れるように行動してみてください!