やも日記

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就活の参考になれば。就活内定率アップのポイント3点!

 24卒の方は就活でお忙しい日々を過ごされているかと思いますが、体調に気をつけて頑張ってください。健康が何よりも第一です。

 私も数年前に新卒での就活を経験しました。当時は就活に怯え、失敗したくないと強く思っていましたが、いま思うと『それほど気負う必要もなかったな…』と思います。そんな私の体験記と考えを通じて、就活に挑む方々の参考になれば幸いです。

 

<この記事の構成>

・就活体験記

☆就活での反省と内定率アップのポイント3点

・まとめ

(☆:最も読んで欲しい項目)

 

<就活体験記>

 私は理系国立大院卒として就活に挑みました。就活期間は2月〜5月の約3ヶ月、8社ほど面接に進み、最終的に4社から内定を頂きました。

 新卒就活時の軸は第1に地元での就職、第2に化学系の職種としていました。現在は、人生の軸が変化したため転職し地元を離れていますが、当初は地元大好き人間でした。大学院在学中に地元を離れて生活してみて、改めて地元での生活の快適さを忘れられなかったことが理由です。

 就活あるあるかもしれませんが、志望動機として地元で就職したいからと素直には言えませんでした。そのため、取り繕った志望動機で面接に臨んでいた記憶があります。本心ではない理由では、面接時に見透かされてしまうこともあり、周囲の人よりも就活に苦労したなと感じる場面が多かったです。

 

<☆就活での反省と内定率アップのポイント3点>

 新卒での就活、転職活動を経験した後に過去の就活を振り返ると、沢山の反省点に気付かされました。その中でも、面接を成功させ内定率を上げるために、特に以下の3点に力を注げばよかったと感じました。

✔︎ エントリーシートの深掘りをする

✔︎ 応募企業との重なりを全力で探す

✔︎ 企業のビジョンに沿って、入社後にやりたいことを決める

 

 1つ目はエントリーシートの深掘りをする』です。企業にもよりますが、基本的にエントリーシートに沿った質問を深掘りしてくることが多いです。エントリーシートには、志望動機やガクチカ(学生時代に力を入れた事)を書くことが一般的になるかと思いますが、特に『なぜ、そのように考えたのか?』や『そのために、どういう行動を起こしたのか?』などのように、なぜなぜ分析を重ね、筋の通った回答を準備しておくべきだと考えます。深掘りされた質問に答えられると、自己分析がしっかりできている点や、思考が深い点が評価され内定率を上げられると考えられます。

 2つ目は『応募企業との重なりを全力で探す』です。これは転職活動でもよくアドバイスされます。よく就活セミナーなどで「面接はお見合いのようなものです。」と言ってくる講演者がいますよね…笑 ちょっとイジってますが、言っていることは間違っていません。転職活動では、これまでの経験やスキル(Can)の部分と、会社に入って何がやりたいのか(Will)の部分について質問され、企業との重なりを確認されます。一方で、新卒の就活では転職活動時のCanではなく、ガクチカや苦労した事などの質問を通じて、『求める人物像』にマッチしているか?と転職活動と同じWillの部分を問われることが想定されます。

 3つ目は『企業のビジョンに沿って、入社後にやりたい事を決める』です。これも2つ目と重なる部分がありますが、会社が将来目指す延長線上に、応募者の成し遂げたい事(Will)が乗っているストーリーにした方が内定率が上がります。私も就活中にある企業を受けた際、「当社で成し遂げたい事」を聴かれました。その際に、専門的で具体的な回答を意識して答えたつもりだったのですが、見事に落とされました。笑 その企業が属する業界に関わる最先端のことを、どんなにドヤ顔で伝えても、会社が目指したい方向性と合致していなければ意味がないです。企業の目指す方向性は、中期経営計画を読めばある程度 把握することができます。中期経営計画を読んだだけでは、具体的な理解はできないかもしれませんが、私はそれで問題ないと考えています。会社の人も将来の事なんてハッキリ分かっていないです。大事なのは、応募者がやりたい事と会社の目指している方向性が合っていて、長期的に戦力になってくれそうだなと思わせる事がポイントです。

 

<まとめ>

 就活では、ついつい周りのライバルよりも優れた能力をアピールしたいと思いがちですが、面接を通じて、会社に合っていることをよりアピールする方が肝要です。また、学生時代の経験ではライバルとそれほど大きな差は開きませんし、どんな経験をしたのか?よりも、どう考えたのか?というプロセスの方が重要視されます。どんな経験であっても、話し方によって魅力的な経験のように伝えることは可能です。

 意中の企業からお祈りをくらったり、内定先が1つもない状態での就活は不安が募るとは思います。しかし、失敗したからといって人生が終わるわけではありませんので大丈夫です!転職市場もこれまで以上に活況になっているため、第二新卒でのチャンスも十分あります。

 みなさん成功を陰ながら応援しています!コメント等も大歓迎です。